自転車と家族の日記

My Life with bicycle

王様でたどるイギリス史

少し前に読んだ本岩波ジュニア文庫です.


現在の欧米型の社会システムを作ったのはイギリスに議会政治が根付いたためでしょう.
それを勉強したかったのだが,羅列的に書いてあるので,ちと読むのがつらい.

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  1. 2017年04月25日 23:18 |
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ミュンヘン

出張にはだいたいノートパソコンを持っていく.
自宅のPCには,安く借りた映画のDVDのデータが大量に溜まってる.
そこから,主張前にノートにコピーして,新幹線の中で見ることが多い.

今回持って行った映画.


実はこの5年くらい前までは映画をほとんど見てなかった.
最近はなるべく見るようにしている.これまでの人生で色々抜けているところがあるので,穴を埋めていく感覚です.

スピルバーグ監督のミュンヘン.10年前の映画です.
1972年のミュンヘン・オリンピックで起きたイスラエル選手団へのテロ事件を題材にしたもの.
スピルバーグもユダヤ人ということで,イスラエル擁護の話かと思ってたが,反テロ,反暴力のメッセージが強いものでした.
暴力に暴力で返すと際限ないってことですかね.最後にニューヨークの街並みが背景に出てたのが象徴的です.

さて,明日から仕事.週末は盛岡です.
  1. 2017年04月16日 18:18 |
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モラルハラスメントの心理構造

昨日に続いて最近読んだ本.


あなたのためだ,って言葉がかえって相手を傷つける.
善意のおせっかいは何もしないよりもよほど質が悪いわけだ.

ってことを書いてる本.かなり期待したけどこりゃ~アカン.
毎ページ毎ページ同じ内容のことを繰り返し書いてある印象です.
読んでて激飽きた.というか,久々に読了できない本だった.

もっとも書いてあることは大切です.
例えば医師会の例のポスター
C5KkM2QVcAIa9wv.jpg

これがモラルハラスメントの典型で,リスクを過剰に強調して相手を不安にさせ,相手を守ってあげると優しく言う.
要するに自分達の地位を上げるためのマッチポンプなんです.

もっとも,医療の世界ではモラルハラスメントは良くあります.
過剰にリスクを指摘して,病気を作り出すことが産業的にされていることがある.
子どもだと,ぜいぜい言ってる.喘息だから薬を飲ませないと悪くなるよ.ずっとお薬を続けましょう.
ってのが典型例です.
⇒これで,医師も製薬会社も儲かります.

サービス業とモラハラを避けるのは正直難しい.自己防衛しかありません.
  1. 2017年03月30日 20:31 |
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世界史を動かした思想家たちの格闘



予備校講師の茂木氏の本.とっても分かりやすい.お勧めです.

色々な哲学者が考えるのは,必ず時代の空気が関係している.それを分かりやすく伝えてくれるのは世界史の専門家ならではです.
例えばロックの革命権の考え方は,イギリスの名誉革命があったからだ,という説明はとっても的を得ているし,理解しやすかった.

思想ってのは人々を動かす最大のエネルギーであることは,未来永劫変わらないだろう.
  1. 2017年03月29日 22:51 |
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損する結婚 儲かる離婚



タイトルからはとてもじゃないが読む気がしないかもしれませんが,実は素晴らしい本です.
藤沢数希氏はネット世代のニューエイジの人ですね.従来よりも広い視点が社会が見えているんじゃないかな.

男女の愛情とか,夫婦のことをお金で換算して示すのはいい気がしない人も多いと思う.
しかし,これが現実であって,従来の価値観にとらわれたままでは,新しい社会ができないでしょう.
家族のあり方とか,子どもの育て方は,今の常識を捨てたほうが良いのかも?
そういうことを考えさせられる本でした.
  1. 2017年03月16日 21:58 |
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いちばんやさしい哲学の本



この本は微妙だった.色々有名な人の哲学の考えを紹介してくれているのですが,全体像が分かりにくい.
いまひとつ分かった感を感じられなかったな.
世界史と絡めて,なぜその時代の哲学が生まれたのかを解説して欲しいもんです.
デカルトもカントもハイデガーもただの人間です.
その時代に知りえた知識から考えをまとめたはずなんですけどね.

分かったのは,哲学ってのはギリシャとキリスト教がなければ理解しにくいものだってこと.
あと,前の人の説を必ず批判しながら新説が出てくる.
この辺りが儒教文化の東アジアと違うところでしょう.

  1. 2017年03月13日 21:14 |
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アマデウス

先日の新幹線の中で見た映画


映画が公開されたのは1984年だから,わたしが大学生の頃でした.
友人が集まって,この映画は面白いって話をしてたのが頭に残ってた.
当時,わたしは何も興味がなく,同時期にやってたゴーストバスターズのことかいな?って思ってた.

この映画は傑作です.3時間もあるのにわたしでも楽しめた.
宮廷音楽家だったサリエリが主人公で,晩年に自殺をはかって精神病院に運び込まれた.
そこでの神父への独白がそのままストーリーになっている.

サリエリが働いていた宮廷に若いモーツァルトがやってきたが,あまりに奔放な態度に戸惑ってしまう.
しかし,モーツァルトの才能はサリエリの想像をはるかに超えて,神は自分ではなくモーツァルトを選んだと思い込む.
そして,徐々にその才能を妬むあまり,殺意まで持ってしまう.
最後はモーツアルトの音楽に魅入られるまま,作曲の仕事を手伝うことになるが,結果的にモーツァルトを過労死させることになった.

その間の心理描写が見事すぎる.当時は18世紀のドイツです.まだ人々の心の中で神が占拠する部分が大きかった.
神と対話しながら自分の気持ちと葛藤するのは,映画“沈黙”で表現されていたのと似たものを感じますね.

蛇足ですが,映画のモーツァルトは発達障害が濃いですが,本物もそうだったんでしょうね.
あと,モーツァルトは7人兄弟でそのうち成人したのは二人だけ.モーツァルト自身の子どもも6人いたが,成人したのは2人だけ.
近世になっても子どもの死亡率は極めて高かったようですね.
  1. 2017年03月10日 23:48 |
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史上最強の哲学入門

IMG_2236tetu.jpg

今日は久々の東京出張です.待ち時間で読んだ本.

哲学ってとっつきにくいイメージですが,この本は素晴らしい.
従来の哲学本は,ひとつひとつの考え方を解説することが主体で,分析的なものが多かった.
対して,この本は哲学全体を俯瞰しています.
ソクラテスもデカルトもニーチェ,ハイデッガーも相対化されてるので,とっても理解しやすい.
きっと作者はネット時代の申し子で,幅広い情報を得て,自分なりに整理できる視野の広い人なのでしょう.

新しい世代の情報処理できる人は,視野が違う.そんな気がする本でした.とってもお勧め.
  1. 2017年03月04日 21:28 |
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子育て支援と経済成長



期待して買ったわけじゃなかったが,新しいことが書いてあった.
なぜ北欧が高福祉社会になったかは,キリスト教の中でもルター派が多いかららしい.

中世カトリックの贖宥状(免罪符)は悪い制度の代表みたいに思っていた.
単なるお金儲けと勘違いしていましたが,教会はそのお金で貧者救済を行っていたんですね.
ところが,贖宥状を買うことで天国に行けるって話は聖書には書いていない.
ルターは宗教改革で贖宥状を否定したわけですが,もともと教会が行っていた貧者救済ができなくなった.
そこで,みなでお金を出し合ってするような制度を作った.これが社会福祉の始まりなんですね.

一方,カルヴァン派にはそういった制度ができず,集財産制度を認めて資本主義を発達させることになった.
だからカルヴァン派の多い米国では,自由主義経済が一番で,国民が社会福祉を認めようとしないんですね.

戦後の日本社会は米国の影響が大きいので,社会福祉は経済の重しみたいに考えられることが多い.
ところが,福祉にお金を回すことで,投資以上にGDPを押し上げる効果があると筆者は指摘しています.
中でも保育所への投資はリターンが大きく,また子供の貧困を減らす効果も大きいとのこと.

  1. 2017年02月18日 16:37 |
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ワクチンは怖くない



舌鋒鋭い岩田氏の本.

しかし,,うーん,残念.理系脳の本ですね.データと知識を並べても人の気持ちは動かないでしょう.
読んでいるとありとあらゆる菌にワクチンを開発しないといけないみたいで,気が遠くなる.

気持ちが動くのはみんなが納得する物語です.それが感じられなかったかな.
読んでいてしんどくなる本だった.

ワクチンは大切ですが,現状は少々やり過ぎ感もある.
行政,薬剤メーカー,接種する医師,誰も止める人がいないからです.
行政は専門家に意見を聞くけど,専門家はもっともリスクに過敏な人だってことを忘れてはならない.

例えば,現状は日本脳炎をワクチンで予防する意義は少ない.
だけど,専門家にコンサルトして,接種を止めることになったとして,一人でも死亡者が出れば大変です.
意見を出した専門家が責任を取らないといけなくなる.
マスコミに「なぜ止めたんだ.」って大騒ぎされるのも間違いないでしょう.

日本では始まったワクチンは構造的に止めることができなのです.
ちょっとでも効くなら良いだろうって意見もありますが,ワクチンって高価なものです.
日本脳炎は4回接種する必要があって,1回7000円くらい.
100万人の出生数として,毎年210億円のお金がかかってる.
みんな自分のお金で接種しているわけじゃないので,どれだけ膨大なコストがかかっているかは省みられることもない.

ワクチンを評価する第三者機関を作って,そこにはトランプさんみたいなコストに厳しい企業経営者もいれるべきですね.






  1. 2017年02月16日 22:57 |
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