自転車と家族の日記

My Life with bicycle

アメリカ開業医はつらいよ

雨だし特に書くことがない.

日本で医師となって,アメリカでプライマリ・ケアの診療をすることになった人の物語.


アメリカの医療制度の問題点がものすごくよく分かる.
資本主義の原理で医療を動かすととんでもないですね.
医療サービスを産業化すると,ものすごい費用に膨れ上がるし,格差が出来てしまうということかな.

ただ,そのお陰でアメリカの臨床研究は世界でもダントツのトップです.
要らない治療はコストがかかるからすべきではない,って思想が根底にあるからでしょう.
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  1. 2017年05月24日 21:00 |
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遺書



元総理大臣の森氏の本.現在東京オリンピックの組織委員会の会長をしておられますが,様々なメディアから袋叩きにあってる.
あまりマスコミ受けが良くないので,どうしてもこうなっちゃうのでしょう.
肺がんで余命数年とのこと.頑張ってください.

森氏は典型的な昔の政治家で,義理人情で動くタイプ.
こういう人は,取り巻きでがちがちになってしまうので,意見を変えるのが難しい.
だから周囲との軋轢が出てくるんでしょうね.

東京オリンピックでは,東京都知事の小池氏とのバトルが良く取沙汰される.
冷静に考えると,本当に問題のあるのは小池氏でしょう.
豊洲の問題やオリンピックの見直し案はもともと小池氏の私怨によるものが大きいようです.
森氏や石原氏に恨みがあったんでしょうね.
しかしそれを政治の世界に持ってきたらいかんよ.ものすごくお金の動く世界ですから.
都民のための政治をしないといけない.
うまく一般都民の不安感に付け込んで,思うがままにポピュリズムな政治をしているのですが,実はものすごい金銭的負担を都民に背負わせてしまっている.

森氏にも問題はあるけど,本当の社会悪は小池氏ですね.
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微小リスクを無限大に大きくして,一般の人の支持を得る,って手法が普通になると,国全体が危うくなってしまうでしょう.
  1. 2017年05月17日 21:14 |
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October Sky

あまり書くこともないので,GWで見た映画など


1999年のアメリカ映画です.
時は1950年代,ソ連が世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げた.
炭鉱の町に生まれ育った主人公(ホーマー・ヒッカム)がそれを見て,ロケットを作ることを夢見るようになる.
父親に反対されながらも,周囲の人間を巻き込んで,ロケットを製作.
科学コンクールで優勝するというサクセスストーリーです.

ホーマーの父親は息子に炭鉱労働者になって欲しかったために,息子のやっていることが理解できない.
親子の対立も激しくなるが,最後は父親の引いたレールではなく,自分で選んだ道を選んでいく.
最後は父親も認めることになるという絵に描いたようなハッピーエンド.
ホリエモンの本にありましたけど,“没頭”がイノベーションを生む,ってのをそのまま見せてくれるような映画であった.

あまり考えることなくストーリーに入り込める.自分は父親視点で見てしまった.
厳しいことを言っているようだが,そこには心配と愛情があるんですよね.
今の若者はこういう夢を持てる時代なんだろうか?




  1. 2017年05月15日 22:43 |
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すべての教育は「洗脳」である



堀江氏の本は初めて読んだ.
ポピュリズムな底の浅い本かと思ったら,良書でした.

教育は産業革命の結果,良質な労働力を確保するために作られた制度です.決して人々の幸せを目指したものじゃない.
“教育を受けなければ不幸になる”というのは,一種のドグマになっている.
実際は,生きていくための最低限の教育で十分,それ以上は各自の選択に任せる,のが正解です.
高校の物理を理解できる人,高校レベルの世界史を知っている人ってどのくらいいるんだろう?
ほとんどいないでしょう.わたしなんて,新約聖書と旧約聖書の違いさえ知らなかった.それでも十分社会では生きていける.

あと,興味深かったのは,本の中で堀江氏は大衆をG型,L型に分けて論じていることです.
あまりに二元論に過ぎるとも思えるが,現実社会でも感じることはある.
G型はネットで幅広く情報を集め,合理的な判断をする.自分のやりたいことを大切にする.
L型は,仲間との絆を大切にして,伝統的価値や過去の思い出を大切にする.変化を嫌い,情緒的に行動する.
現実にはL型人間が圧倒的に多いとのこと.

自分の業界でも,ネットで幅広く情報を集め,柔軟に考える人もいるし,過去に縛られて,いつまでも迷惑を掛けている人もいるようです.これからはG型人間が増えていくことでしょう.それが世の中を変えていくことにつながっていくでしょうね.


仕事が終わってからお見舞い.
帰りにいきなりステーキで肉食って帰る.

ヒレステーキ350gでこんな感じ.
IMG_3125ss.jpg

それなりに美味です.椅子が空いてるので良かった.
立ったままだと嫌かな.
  1. 2017年05月12日 22:41 |
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爆発的進化論

山小屋で読んだ


更科氏の本を読んだのは初めてですが,進化のトピックスを平易な文章で解説してくれている.
例えば,氏は様々な生物が発生したカンブリア大爆発は捕食者が現れたことが原因だとしている.
これはとっても説得力があると思った.生存競争が進化を強烈に加速させるのはありえることでしょう.
骨格や貝殻など,硬いものが体の一つの成分として使われるようになったのも,同じように説明できる.

その他二も眼や肺,手足などの由来を語ってくれているが,いちいち面白い.
荷物になるのに持っていって良かったと思える本でした.お勧めです.
  1. 2017年05月08日 23:40 |
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先生はえらい



内田樹氏の本は初めて読んだ.
内田氏に心酔する人は多いのですが,わたしはいまひとつ心に響かなかったかな.
コミュニケーションは誤解があって当たり前,むしろその誤解の部分に流動性があり,価値があるのだ.
みたいな主張だったと思う.

文系の考え方ですね.理系人間には分かりにくいかも.

  1. 2017年05月02日 22:36 |
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なぜ、地形と地理がわかると世界史がこんなに面白くなるのか

東京に行くとき,新大阪で買った本


うーん,名前負け.地形や地理の説明なんてあまりないし,もっと図解で分かりやすく書いてあるのかと思ったがそれもない.
従来の歴史教科書の延長のようです.

この本を読んでなぜ高校世界史があんなに面白くなかったのか?理由が分かった.
あらゆる為政者は人間です.人間がどう考えたか?という視点がぜんぜんなかったからだな.
もぎせかの世界史が面白いのは,カエサルはこんな奴だった,って言い方で人間を感じさせてくれるからでしょうね.
  1. 2017年05月01日 20:40 |
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王様でたどるイギリス史

少し前に読んだ本岩波ジュニア文庫です.


現在の欧米型の社会システムを作ったのはイギリスに議会政治が根付いたためでしょう.
それを勉強したかったのだが,羅列的に書いてあるので,ちと読むのがつらい.

  1. 2017年04月25日 23:18 |
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ミュンヘン

出張にはだいたいノートパソコンを持っていく.
自宅のPCには,安く借りた映画のDVDのデータが大量に溜まってる.
そこから,主張前にノートにコピーして,新幹線の中で見ることが多い.

今回持って行った映画.


実はこの5年くらい前までは映画をほとんど見てなかった.
最近はなるべく見るようにしている.これまでの人生で色々抜けているところがあるので,穴を埋めていく感覚です.

スピルバーグ監督のミュンヘン.10年前の映画です.
1972年のミュンヘン・オリンピックで起きたイスラエル選手団へのテロ事件を題材にしたもの.
スピルバーグもユダヤ人ということで,イスラエル擁護の話かと思ってたが,反テロ,反暴力のメッセージが強いものでした.
暴力に暴力で返すと際限ないってことですかね.最後にニューヨークの街並みが背景に出てたのが象徴的です.

さて,明日から仕事.週末は盛岡です.
  1. 2017年04月16日 18:18 |
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モラルハラスメントの心理構造

昨日に続いて最近読んだ本.


あなたのためだ,って言葉がかえって相手を傷つける.
善意のおせっかいは何もしないよりもよほど質が悪いわけだ.

ってことを書いてる本.かなり期待したけどこりゃ~アカン.
毎ページ毎ページ同じ内容のことを繰り返し書いてある印象です.
読んでて激飽きた.というか,久々に読了できない本だった.

もっとも書いてあることは大切です.
例えば医師会の例のポスター
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これがモラルハラスメントの典型で,リスクを過剰に強調して相手を不安にさせ,相手を守ってあげると優しく言う.
要するに自分達の地位を上げるためのマッチポンプなんです.

もっとも,医療の世界ではモラルハラスメントは良くあります.
過剰にリスクを指摘して,病気を作り出すことが産業的にされていることがある.
子どもだと,ぜいぜい言ってる.喘息だから薬を飲ませないと悪くなるよ.ずっとお薬を続けましょう.
ってのが典型例です.
⇒これで,医師も製薬会社も儲かります.

サービス業とモラハラを避けるのは正直難しい.自己防衛しかありません.
  1. 2017年03月30日 20:31 |
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