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自転車と家族の日記

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健康保険の欠陥について

健康保険についての話。

日本は国民皆保険制度があって、全ての人が何らかの医療保険制度に加入することになっています。
つまり、みんなで毎月お金を払って、いざ病気になったり怪我をした時には、医療費の7割を保険でカバーしてもらえるという仕組みです。医療費って高いですからね。だけど必要な医療が受けられないと命に関わることもある。

とっても大切な制度ではあるのですが、、色々と問題もある。

実は、現在の保険診療は1950~60年代にデザインされたもので、基本的に病気や負傷の患者を対象にしています。その当時、病気の主になるのは感染症で、年寄りから若者、乳幼児に至るまで、いつでも生命の危機にさらされていました。

戦前から戦後に至るまで、国民の栄養状態はまだまだ悪く、衛生状態も悪かった割りに人口密度が急激に増えたので、感染症リスクはとっても高いものだったと思います。例えば、子どもが感染症で死亡する、就労年齢の成人が結核で就労できなくなる、というのは社会にとって大きなダメージですので、そのリスクマネジメントとして皆保険制度が作られたってわけです。

ところが、時代が変わり、国民にとってのリスクは変化してきました。特に感染症の脅威は激減しています。これは主に国民の栄養状態が飛躍的に良くなったことや、衛生管理が格段に進歩したことによるものです。今どきコレラやペストなんて流行しないでしょう。最初に国民健康保険が開始されたときから疾病構造は大きく変化しているのです。

だけど、健康保険の理念は一向に変わることなく続いています。治療医学に対してのみ保険が適用され、一部の例外を除いて予防医学に対しては保険が利きません。つまり、“病気を治す”ことに特化した制度と言えます。

確かにかつて脅威だった細菌感染症は治療が奏効する病気です。しかしカゼや高血圧、糖尿病は予防したり管理したりするもので、治療という概念からは離れるべきなのです。

医療機関は慈善事業で行っているわけではなく、どこも収益をあげて経営していく必要があります。
日本は資本主義社会ですので、病院であっても事業と経営を切り離すわけにはいきません。
その収益のほとんどは健康保険からのものです。“病気を治さ”ないと収益が出ない仕組みになっています。

そこで、カゼをやたらと治療したり、健診でやたらと病気を作ったりして医業収入が確保されるようになっちゃってますね。高コレステロール血症や高血圧の定義がどんどん厳しくなっていくとか、子どもの風邪にめちゃくちゃに薬が投与されているのはそのためなのです。過剰治療になってしまうのですね。

こうなると無駄な医療費が増えるというデメリット以上に、患者の健康被害を起こす可能性が高いわけです。例えば、現在でもガン検診で多くの患者が見つかって治療されている。大規模な疫学的データは、無駄な治療がいっぱい行われているということを示しています。

もちろん、見つかって良かったという人もいるでしょう。しかしそういった個人メリットより全体のデメリットの方が大きいという結論になっている。だから健診って海外で普及しないんですよね。

こんな風になっちゃってるのは、もともとの健康保険のシステムが病気を発見して治療することに偏向しすぎてしまっているからでしょう。50年以上前にデザインされた社会保障の制度なのですから、時代と共に現状に合わなくなってきているのじゃないかな。


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丸で囲んだオオカワジシャは水場で大増殖する雑草なんですが、周りのクレソンに負けてくるんですね。
そのうち恐いくらいクレソンだらけになります。恐るべき、オランダガラシ(クレソン)。

こっちはアカメガシワって名前らしい。今日初めて覚えた。
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本日の小助
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  1. 2013年04月25日 22:16 |
  2. 色々、考えたことなど
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