自転車と家族の日記

My Life with bicycle

アマデウス

先日の新幹線の中で見た映画


映画が公開されたのは1984年だから,わたしが大学生の頃でした.
友人が集まって,この映画は面白いって話をしてたのが頭に残ってた.
当時,わたしは何も興味がなく,同時期にやってたゴーストバスターズのことかいな?って思ってた.

この映画は傑作です.3時間もあるのにわたしでも楽しめた.
宮廷音楽家だったサリエリが主人公で,晩年に自殺をはかって精神病院に運び込まれた.
そこでの神父への独白がそのままストーリーになっている.

サリエリが働いていた宮廷に若いモーツァルトがやってきたが,あまりに奔放な態度に戸惑ってしまう.
しかし,モーツァルトの才能はサリエリの想像をはるかに超えて,神は自分ではなくモーツァルトを選んだと思い込む.
そして,徐々にその才能を妬むあまり,殺意まで持ってしまう.
最後はモーツアルトの音楽に魅入られるまま,作曲の仕事を手伝うことになるが,結果的にモーツァルトを過労死させることになった.

その間の心理描写が見事すぎる.当時は18世紀のドイツです.まだ人々の心の中で神が占拠する部分が大きかった.
神と対話しながら自分の気持ちと葛藤するのは,映画“沈黙”で表現されていたのと似たものを感じますね.

蛇足ですが,映画のモーツァルトは発達障害が濃いですが,本物もそうだったんでしょうね.
あと,モーツァルトは7人兄弟でそのうち成人したのは二人だけ.モーツァルト自身の子どもも6人いたが,成人したのは2人だけ.
近世になっても子どもの死亡率は極めて高かったようですね.
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  1. 2017年03月10日 23:48 |
  2. 読書と映画の記録
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