自転車と家族の日記

My Life with bicycle

メサイアコンプレックス



ここからの引用

メサイアコンプレックスとは,モラルハラスメントの大きな原因となるものです.
メサイアはメシアのことですが,ターゲットになる人や人々を助けることで自分の存在意義を確認したり,知らず知らずのうちに存在価値を上げようとして,問題を無理に作り出すのです.こういう心理的な流れをメサイアコンプレックスと呼びます.自分がメシア=“救世主”になりたいわけですね.医療の世界でも多々見られます.

最近,日本小児科医会,日本医師会から出されて話題になったポスター
C5KkM2QVcAIa9wv.jpg

この仕掛け人の1人に 清川 輝基氏がいます.

清川氏の本を読んだことがあるのですが
kiyokawa.jpg

amazonには著者からのコメントとして

子どもたちの危機を前に、今、大人たちは何をすべきか!
子ども期に、人間としてのからだや心、コミュニケーション能力を発達させる時間と場所を奪われ“メディア漬け”で育つと、からだや心の発達にどんな歪みや遅れが現れるのか――「言葉がでない」「視線が合わない」など幼児教育や小児医療の現場から報告される“新たな異変”。背筋力、自立神経、視力、足の発達などの“からだの危機”。そして、キレる子ども現象や学級崩壊、不登校、引きこもりの激増、「人を殺す経験がしてみたかった」と本当に人を殺した少年――子どもたちに異常事態が起きているのは明らかだ。
“子どもの危機”の実相とは何なのか。子どもたちが、からだも心も“人間になる”ためには今、何が必要なのか。


と,あります.

これが典型的なメサイアコンプレックスで,メディア評論家?という自分の存在価値を上げるために,火のないところにも煙をあげているわけです.

なお,言葉が出ない,とか視線が合わない,というのは,自閉症の初期症状のひとつですが,これは生まれつきのもので,メディアとは何の関係もありません.切れる子ども,学級崩壊,不登校に関しても,ほとんど無関係です.
いかにも近年話題になっている“子どもの危機”をメディアの責任であるように書いてミスリードしているのが分かって頂けると思います.

専門家は,ある特定の問題にフォーカスするのが仕事です.そこに社会の注目が集まるほど自分の存在価値が高まるということになります.ですので,自分でも気がつかないうちに,モラルハラスメントを起こしやすいのです.
特に子どもの健康面に関与する人間は,常にその主張が過剰になっていないか,監視が必要でしょうね.
スポンサーサイト
  1. 2017年03月14日 21:00 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0