自転車と家族の日記

My Life with bicycle

愛着の話 その2

昨日の続き

ヒトはわざわざ成長期を長くして,脳に社会性のための回路を構築する,ってことを書きました.
そのための核になるのが愛着って言われているものです.これは遺伝子に書いてあるものでなく,後天的に獲得するもの,,,つまり,生まれてからの様々な刺激によって徐々にできあがっていくものです.
赤ちゃんの育つ環境ってとっても大事なわけですな.

では,愛着ってどうやってできていくのか?考察してみましょう.

ヒトは産まれた瞬間から,様々な感覚系の入力回路を働かし始めます.
色んなことを感じる,,,わけですが,実はその入力回路って,ものすごくシンプルに分けることができます.

⇒五感って言いますね.

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚 です.

ヒトの成人で最も発達した感覚回路は視覚で,次に聴覚です.
ところが,眼や耳は,赤ちゃんでは十分に発達していませんし,また,その後の様々な経験がないと,感覚情報を処理できません.
2~3か月までの赤ちゃんは光を感じる程度のことはできますが,ほとんど見えてません.
聴力も,大きな音は危険だ,という判断はできますが,細かい音は聞こえていないと考えて良いと思います.

で,残る感覚のうち,生まれつき完成しているのは触覚と嗅覚です.
どちらも,触覚は皮膚にある神経末端での入力が脊髄を通し,脳に入ってくるもの.
嗅覚は鼻の奥にある嗅神経の刺激が直接脳に入るというもの.

どちらも,途中でそれほど情報処理を必要としませんし,生後すぐから感覚器として役に立つのですね.
なお,味覚はもう少し大きくなってから発達します.

ここまで書いて,さて,産まれ立ての赤ちゃんになった気になってみましょう.
眼を開けても,周りは良く見えない.光を感じるくらい.音はほとんど聞こえません.
大きな音にのみ反応する.自分以外にこの世の中に何があるのか?全く分かりません.

そんな世界に住むのってどうでしょう?かなり怖いですね.

でも,誰かに触られたりとか,お乳の臭いは感じます.
赤ちゃんは放っておくと死んでしまう,非常に弱い存在です.生きていくのに必死です.

そこで,この感覚を総動員するわけです.
抱っこしてもらって,おっぱいを貰う.
赤ちゃんは何よりもそれを感じることに喜びを感じます.
その感覚が愛着の第一歩になるわけです.

さらに続く,,,かも?


本日の小助
RIMG0013kosuke.jpg

冬毛が抜けたら、やたらとみすぼらしい犬になった。

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  1. 2013年06月25日 21:11 |
  2. 発達障害
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