自転車と家族の日記

My Life with bicycle

イドラと風邪薬

酔っ払って帰る.

哲学って難解なイメージしかなかったけど,色々と楽しい入門書が出ています.

コンビニで買った本
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わたしレベルでも読みやすい.

哲学が宗教とどう違うのか?って考えてみると,宗教ってのはコアになる経典とか聖書とかがあるんですね.
そこを頭から信じて思考を発展させていく.

一方,哲学にはそんなものはなく,基本的に前の人の言ったことを論破して発展してきた.
どっちが万人に受け入れられたかと言うと,圧倒的に宗教.原典がある方が分かりやすいってことでしょう.



16世紀のイギリスの哲学者 ベーコンさんが先入観について,4つのイドラって表現している.
風邪診療の問題点にそっくりそのまま当てはまります.

1,種族のイドラ
 人間(という種族)の感覚がとらえるものは,様々にゆがんでいること.
 熱が出て,抗生物質を飲んだら,スーッと熱が下がった,,なんてのがこれ.

2,洞窟のイドラ
 個人の経験による先入観のこと
 特殊な病気しか来ない大学病院で診療してたので,どうしても治療してしまう.

3,市場のイドラ
 言葉でだまされること
 えらい先生から,風邪でも抗生物質が効くよ,なーんて言われるとホントに効いた気になってる.

4,劇場のイドラ
 権威による先入観
 大病院の先生が,熱が出れば治療しないと肺炎になるよ,って言ってるので,その通り信じてしまう.


人間社会は心理エラーだらけ.社会を動かすのは科学でも政治でもない.情報の偏りと,人々の心理なんでしょう.
それを動かすのはなかなか難しいです.
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  1. 2014年05月08日 22:24 |
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