自転車と家族の日記

My Life with bicycle

イスラム国 その2

イスラム国の成り立ちをもう少し考えてみます.

2001年9月11日に同時多発テロがありました.首謀者はアルカイダってイスラム原理主義の組織です.
サウジアラビアの富豪の息子,オサマ・ビンラディンが作ったんでしたよね.

怒ったアメリカのブッシュ大統領は,アルカイダの本拠地であるアフガニスタンを攻撃して,当時のタリバン政権を倒し,アルカイダを殲滅しました.ただ,ビンラディンは生き残って,隣のパキスタンに潜伏.情報発信を続けていました.

重要なのは,この頃からインターネットの情報網が世界中に発達.砂漠の真ん中の国でも情報をやり取りすることができるようになってきたことでしょう.アルカイダのアジトをつぶしても,ばらばらになった人たちは自由に情報発信ができる.
闇の連絡もできるでしょう.ということは,頭をつぶしても,パーツがばらばらになって世界中に飛び散っちゃったんでしょうね.

原理主義者同士はネットで情報のやり取りをするでしょう.ネットは基本的に文字情報ですから,分かりやすい明確な論理が好まれます.左翼より右翼が,穏健派より過激派の方が勝つので,ネット社会の議論はどうしても体制派が有利になる.実際,世界中の世論で右傾化が進んでます.

もちろんイスラムも過激化しつつある.シリアで政権に迫害されているスンニ派と,イラクで不満がたまってるスンニ派が合わさっちゃってイスラム国ができた.指導者も若いし,ネットを駆使している.彼らの理屈を世界中に発信し,賛同者も集まってきてるのでしょう.日本からも行った人がいるそうですしね.

そもそも今の国家感はヨーロッパで作られた主権国家体制が基礎にある.主権があって,国境があって,国と国はお互いに独立している.日本は島国なんで,こういった考え方にものすごく馴染む.だけど,砂漠ではどうか?こういった国家感ってきっと馴染まないでしょう.人々の同族意識は思想的なものの方が優先されるでしょう.

イスラム国ってのは,我々が考えるような国家じゃなくって,イスラム共同体を作りたいってことなんでしょう.
それだと,地図上に集まってるのだけがイスラム国の“国民”じゃない.世界中にいるってことになる.
これはやっかいです.力でやっつけても,新たな火種を作るだけになりそう.

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  1. 2015年01月24日 22:28 |
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