自転車と家族の日記

My Life with bicycle

雑草を見て考えた

2015-06-17 2015-06-17 001 011

写真のツユクサとか,オシロイバナ,オオイヌノフグリは自家受粉するのだ,と書いてあった.

ツユクサって,雄しべが2種類あるのですね.雌しべは目立たない.
朝に花が開いて,夕方にはクルクルっと巻くように花が閉じるようです.
閉じるときに雄しべと雌しべが触れ合って,受粉し実ができるとのこと.
動物でいえば,自分のクローンを残すようなもんだな.

地球は太古の昔から様々な環境変化を起こしてきた.
暑くなったり,寒くなったり,干上がったり,洪水が来たり.
その時々で,多くの生物種が絶滅したはずです.

生き残り確率を上げるためには,遺伝子の多様性を獲得することでしょう.
逆に,遺伝子の多様性を持っている種ほど,生存確率が高かったので現在まで生き残ってることになる.
それが我々の周りにいる植物や動物なんでしょう.

遺伝子が転写されるとき,一定の割合でエラーを起こす.
ほとんどはポイントミューテーションで,1つの塩基配列が変わるだけですが,まれには大きな遺伝子が組み込まれることもある.
植物も動物も性別があるということは,性別を分ける遺伝子がどっちかから発生して,遺伝子の交換があったのかもしれないですね.ヒトの男女別は,植物の雄しべと雌しべが起源なのかも.

雄しべと雌しべがあれば,虫が雄しべの花粉を運んで,雌しべにつけて受粉する.
受精のときに遺伝子の交換がされることになり,多様性を獲得するためには非常に役に立っただろう.
だけど,うまく受粉できなければ種(子孫)を残すことができないことになる.
自家受粉でもしもの場合に備えるのでしょう.
遺伝子の多様性を確保しつつ,他からの受粉がなかった場合も,少なくとも自分と同じ遺伝子は残るわけで,命をつなぐことができる.良く考えられたサバイバル戦術です.

ヒトをはじめとする高等生物は有性生殖ですが,実は子孫を残すことではとっても効率が悪い.
オスとメスが出会う必要があるし,出会っても受精するのは大変です.
異性に出会えなかった個体,出会っても受精できなかった個体は,遺伝子を次世代につなぐことはできません.
そこまでしても,遺伝子の多様性を確保する方が生き残りには良かったということでしょうか.
選ばれなかったオス,選ばれなかったメスは,遺伝子が淘汰されていくことになります.
その選択圧力が遺伝子の進化を加速させた結果,今の人類がいるのでしょうね.

なお,ある程度分化した多細胞生物の遺伝子は,ヒストンという蛋白質に絡まった状態で,いくつかの塊に分かれています.
これが染色体ですが,ヒトは23対あります.(イヌは39対)
2対になってるお陰で,オスとメスから1つずつもらうときに,2の46乗通りのもらい方ができるわけです.
染色体は遺伝子を効率よく混ぜるために作られたシステムなんですね.


本日の雑草

ワルナスビ
2015-06-17 2015-06-17 001 004

アカバナユウゲショウ
2015-06-17 2015-06-17 001 009



今日も信貴山に上って帰った
IMG_1255sigi.jpg

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  1. 2015年06月17日 23:54 |
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