自転車と家族の日記

My Life with bicycle

硫黄島からの手紙

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太平洋戦争に興味が出てきたので,見てみた.
監督はクリント・イーストウッドにスピルバーグ,主役は渡辺兼さんと二宮和也くん.
戦争の悲惨さと,日本人兵士の絶望感がうまく表現されています.

以前に見た“硫黄島の砂”では,日本兵はゲームの的みたいに次々と殺されていくわけですが,この映画では殺される側の視点で描かれているもので,感情移入できる.

「天皇陛下万歳!」という台詞が何度も出てきて,戦いの前には神棚に向かってお祈りをする
皇国史観が強調されていて,当時の戦争の思想的背景が分かります.

また,捕虜になるくらいなら自決しろ!って次々手榴弾を抱いて爆発,自殺していくシーンでは,全体主義の狂気を感じるな.
集団の利益>>個人の利益,になってしまうと,ここまで悲惨なことが起こりうるってことです.
そこで二宮君演じる西郷が,自分は生きるってことを選択する.生存権までもが脅かされる
栗林(渡辺謙)や西郷が家族にあてた手紙,捕虜になった米兵が持ってた母親からの手紙には,個人とその家族の生活や幸せが,戦争になればいかに遠くなるかってことを感じさせますな.

映画とは言え,たった70数年前に現実に起こったことですから.
人々の価値観がコントロールされるってことがいかに恐ろしいか,ってことを考えてしまいますね.

しかし,相変わらずセリフが聞き取りにくい.わたしの耳の老化のためかも?
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  1. 2015年06月18日 22:17 |
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