自転車と家族の日記

My Life with bicycle

特別展 生命大躍進

大阪市立自然史博物館で,生物進化の博物館が開かれていると教えてもらって,さっそく行ってきた.

GWに入ってたので,かなり混んでました.


地球が誕生したのが47億年前,生命は40億年前に誕生したとのこと.
最初は原核生物で,核膜のない細菌だけだった.20億年前に真核生物ができ,まもなく多細胞生物が生まれた.
約6億年前のエディアカラ紀には様々な生物が出現したが,この植物群は間もなくほとんど滅びてしまったようです.
続くカンブリア紀にはカンブリア大爆発と呼ばれる外骨格を持つ生物群が出現した.
この群の中から現代まで続く脊椎動物が生まれたとのこと.

カンブリア紀の生物のひとつ アノマロカリスの模型
IMG_2753ano.jpg

実に奇妙な形の生き物です.と思うのは,現在生きている生物は,生存競争を生き抜いてきたので,機能的で洗練された体を持っている.そんな生物に慣れているから,古代の生物は奇妙に思えてしまうのでしょう.
この時代は,無骨で多様な個性を持つ生物がたくさんいたのでしょう.

カンブリア紀の次,オルドビス紀に生きた三葉虫の化石.
IMG_2755kk.jpg

三葉虫はかなり成功した生物だったようです.何億年も子孫を残し続けたとのこと.

進化についていくつかの本を読んだけど,実際の化石とか模型を見るとかなりインパクトありましたね.
ただ,呼吸器の進化についての展示や考証がなかったのが残念.いちばん興味があるところなのですが.

わたしは“進化”という言葉がいまひとつ好きになれない.
その言葉の裏には,人間は完成形で,過去の生物はそれを作るための通過点,って考えがあるんじゃないかな.
遺伝子は“少ないエネルギーで効率的にクローンを残せる”方向へひたすら変異を繰り返してきた.
人間もその延長線上にある単なる生物の一形態でしょう.

人がここまで繁栄して文明を築くことができたのは,たまたま情報を言語化する能力を持ったからです.
“考える”能力も言語化の帰結によります.言語化できなかった初期の人類は,“考える”ことなどできなかった.
しかし,人間同士の言語のやり取りが始まれば,どんどん言語は複雑になり,思考能力も向上していったはずです.
わたしたちが複雑なことを考えることができるのは,それに対応する言葉を持っているからです.

さらに,言語化により,その世代の情報は次の世代に渡すことができる.世代と共に情報が蓄積されることになります.
母親が赤ちゃんに話しかけるのは,様々な言語を教え込むことです.赤ちゃんは,人類がそれまで持っていた様々な情報をプレインストールされてから成長・発達していくことになります.
だから,年月と共に,人類はどんどん生存する力が強くなる.他の生物と決定的に違うのはそこにあるのでしょう.

ネアンデルタール人は,言語化する能力がわずかにホモ・サピエンスに劣っていたため,結果として徐々にホモ・サピエンスとの生存競争に敗れていった.
つまり情報の蓄積力に差があったので,年月と共に生存能力に差が付いていったのでしょう.

地球の歴史上,何度も生物の大量絶滅があったとのこと.
人類はいつまで生き延びることができるのかな,って思わずにはいられない.
いつか絶滅する日が来るでしょうけど,それは気候変化か,核戦争かな?
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  1. 2016年04月29日 21:39 |
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