自転車と家族の日記

My Life with bicycle

HANSの子を救え!

ちょっと真面目な話.

子宮頸がんのワクチンが接種された後に,激しい体の痛みとかけいれんが出る子がいて,副作用じゃないかって言われている.
HPVワクチン関連神経免疫異常症候群(Human papillomavirus vaccination associated with neuropathic syndrome;HANS)という立派な名前まで付いている.

これってとんでもないことですよ。

まず、HANSの症状として、以下のようなものが良く見られるとされています。

1 頭痛
2 倦怠感
3 疲労感
4 脱力
5 しびれ
6 意識障害
7 筋力低下
8 記憶障害
9 全身疼痛
10 学力低下
11 歩行障害
12 生理異常
13 腹痛
14 関節痛
15 便秘・下痢の反復
16 集中力低下
17 めまい
18 (線維筋痛症と診断)
19 過呼吸
20 羞明(光過敏)

子宮がんワクチンを接種した後、このような症状が出ればHANSと診断しているとのこと。
しかし、こういった症状は不登校や拒食症、起立性調節障害といった思春期に発症しやすい心身症で典型的に見られるのものです。
わたしは思春期危機と呼んでいますが、現代の生育環境が本来人間が想定している環境とかけ離れているので、脳の成長期に長期に渡ってストレスが生じ、視床下部障害を起こしてくることが原因です。
感情に乏しくなったり、抑うつ症状が出たり、体のあちこちを痛がったり、あらゆる症状を引き起こします。
生育環境から感じるストレスは、自分で解決不能だし、長く続くので、一見精神病かと思うような症状を呈するのです。

こういうのは子どもの心身症に詳しい医師なら当たり前のことなのですが、一部の医師が子宮がんワクチンと結び付けてしまった。つまり、ワクチンの副作用としてこのような症状が出ているのだと断定したのです。

思春期危機を起こす子どもは、高学歴だし、それまで何の問題もない優等生が多い。過剰適応していることが多いのです。
それが、ある時を境にして、様々な症状が出てくる。親は嘆き悲しみますし、なぜそうなったかが理解できないので、どこかに原因があるのだろうと考えてしまいます。
実際は原因なんてどこにもない、強いて言えば、本人の特性と環境因子の相互作用なのですが、それは客観的に見ないとわからないのです。

ほとんどの親は、医師の説明を受けても、そういった事実をなかなか受け入れることができません。
治せるものなら治したいと考えて、“目に見える”具体的な原因を探してしまうことも多い。
理解できる原因を探すことは、不安感を克服する最大の方法ですので、人の本能にあるものなのです。
親の行動は人間である以上当然でしょう。

かつては、多くの思春期の女の子が子宮がんワクチンを接種していました。勧奨接種だったからです。
もちろん、その中から思春期危機を発症する子は多数います。ポピュラーな症状だからです。
ですが、一部の医師が、そういった症状は子宮がんワクチンの副作用である、と言い出した。
不安を抱えた親が、原因を探してそこに飛びつくのは当然です。
不安の感情は“怒り”へと容易に変換されます。ワクチンを接種したためだ!という怒りの感情が発生します。
不安や怒りの感情は、情報を統制します。感情に反する情報の入力を拒否してしまうのです。
誰だって経験があるでしょう。坊主憎けりゃ袈裟まで、、というあれです。

カルトはそれを利用して価値観を統一するものです。
子宮がんワクチンの副作用と信じている医師が、知らず知らずのうちにカルトを作ってしまうのです。
そうなると、医師の方も多くの患者がやってきます。ますます思い込みが強まってカルト化が進むという悪循環になっています。

“痛み”という症状は主観的なものです。たとえば、腰痛のほとんどは原因不明のもので、心因性の要素が大きいのです。
ヘルニアや脊柱管狭窄症が関係していることもありますが、多くの老人はそういった病気を抱えているので、“異常所見”が、どのくらい本人の“痛み”の原因になっているのかは、判定できません。
ひどいヘルニアや脊柱管狭窄症を持っていても、痛くないひともたくさんいます。
本当に腰痛の原因かを判断するのは慎重にならなくてはいけません。

実は、腰痛を訴える人に検査をして、何らかの異常が見つかったら、患者の“痛み”は悪化します。
検査によって痛みの原因を“見える”ようにしてしまうと、痛みのイメージが具体化してしまうのです。
イメージになってしまった“異常”を治さない限り、痛みは治らないと思ってしまうのです。
心因性の要素が大きいほど、こういうことが起こります。

思春期危機で、“体の痛み”を訴える子はたくさんいます。それが、子宮がんワクチンが原因だ、ということを刷り込まれてしまうと、痛みは余計にひどくなってしまいます。悪いことに、過去に接種してしまったという事実は消しようがありません。
痛み以外の様々な症状も出現しやすくなるでしょう。
HANSは明らかに医原病なのです。そういったことを言い出した医師が、子どもの病気を作ってしまっているのです。

なお悪いことに、一部の医師が、ワクチンを接種したことによる“免疫異常”である、ということを言い出しています。
“免疫”という言葉は、似非科学で頻繁に用いられるのですが、全ての症状を説明する便利な言葉です。
試しに「免疫力を高める」というキーワードでググッて下さい。そこに出てくる情報のほぼ全てはインチキです。
(腸内細菌の話だけは、ごく微量の真実を書いてありますが。。)

驚くべきことに、免疫の一種である抗体が原因であると、一部の擬似科学の医師が言い出して、抗体を血液から除去するための血漿交換とか、免疫抑制療法、ステロイドパルス等の治療を行っています。
こういった治療は、極めて危険性が高く、生命を失う危険性さえあるのです。
実際は自己抗体など、何も証明されていません。
何の根拠もない中で、子どもたちにこのような治療を試すというのは、医療倫理の点から許されることではありません。

HANSという病気などありません。むしろ診断されることが、思春期危機の子どもたちの症状の悪化や固定化につながって、かえって苦しめています。
そういった子どもたちを救うためにまず行うことは、“HANS”という一部の医師の想像だけで作られた病気をきっぱり否定することなのです。

MTBのタイヤ パナレーサーのCG-XC


これで王滝を走ったのですが,ブロックも減ってるし,グリップは明らかに悪いですね.
わたしの技術がないためか?

しばらく街乗りなんで,スリックへ変更
IMG_3382tai.jpg

さすがに軽くなった.通勤時間も55分と,チャクルよりも15分も短い.ロードなら45分くらいなんですけど.

通勤路の田舎道です.
IMG_3389tai.jpg

MTBはやっぱりアルミが良いと思う.割れないし,長持ちするし.安心感がある.
このバイクも15年くらい乗ってる.カーボンなら無理でしょうね.

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  1. 2016年06月09日 21:56 |
  2. 色々、考えたことなど
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