自転車と家族の日記

My Life with bicycle

脳の発達と虐待 その5

ぜんぜんまとまらなくなったシリーズですが、また続きます。

ヒトは考えることができるようになった.
それは,複雑な言語を持つようになり,様々な事象の概念化を行うことができたからです.

言語と概念化は社会集団が大きくなり,情報のやり取りが頻繁になるほど発達していくものです.
その意味では、現代に生きているヒトは、これまでのどの時代よりも情報を得て、概念化を進め、考えることができる。
ヒトは、社会の発達と共に、賢くなっていっていると言えるでしょう。

現代社会は様々な“概念”を創出されることで作られてきたものです。
例えば,“人権”という言葉は今では当たり前のように使われますが,その概念ができたのは意外に最近です.
これには宗教改革が影響しています。中世に旧教(カトリック)からプロテスタントが分かれたため、双方の間で大きな宗教戦争が何度も起こりました。
最初は国によってどちらを信仰するかは強制だったのです。30年戦争で領邦ごとに信仰の自由が認められましたが、まだ人民は選択することができなかった。
その後,どちらを信じても良いじゃないか?という精神の自由が求められるようになり、有名なロックやルソーが提唱した“自然法=人間が生まれながらに持ってる権利”へと発展しました.

同じ頃,銃が普及するようになって,貴族より銃を買える金持ちがもっとも強い力を持つようになりました。
それが、市民革命(ブルジョア革命)につながり,自由,平等,博愛の精神が民主主義を作ることになった。
人権の概念が固定化したのはこの頃ですから,まだ200年くらいの歴史しかありません.

その後ナポレオンが,“私有財産の不可侵”を認めることで,資本主義の基礎ができ,現在の社会システムにつながるわけです。
いや~、すごい。やっぱり社会を変えるのは文系の人間ですわ。
ひとつの言葉の概念ができて,人々に共有されることがいかに大きな影響があるかということです.


話が飛躍した.

“考える”ことは,まずは概念を形成し,言語化する必要があります.言語化された概念は、脳の中にモジュールとして残されます。モジュールとなった数多くの概念をつないでいくことが、“考える”ということなのです。
“考える”ことで、複雑な事象の未来を予測することができます。これは生存にとって極めて有利です。

例えば、弓矢を作って、矢じりに鋭い石を使用することは、その結果を予測しないとできません。
多くの概念を組み合わせ、様々な働きかけの結果を予測する、ある意味未来を見据えようとするのが、“考える”ことの本質なのです。

ヒトの脳は知らず知らずのうちに、様々な概念を組み合わせていく性質を持っています。
例えば眠っているときには夢を見ます。夢はストーリーがあるようでない、漠然としたものでしょう。
あれは、頭の中にある概念と概念を知らず知らずのうちに組み合わせているから出てくるのです。
夢のほとんどは意味がないものですが、ごく稀に起きているときには発想できないひらめきが夢で現れます。
これはランダムに概念と概念をつないでいるから、起こる現象です。

続く?


本日の自転車通勤
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秋空が広がっています。

稲穂はすっかり黄色になってる。
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山には紅葉が来てるのだろうか?





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  1. 2016年09月27日 22:36 |
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