自転車と家族の日記

My Life with bicycle

脳の発達と虐待 その6

脳の発達についての考察 続き

ヒトはひたすら脳を進化させ,集団の言語情報のやり取りがそれを加速していきました。
そうして,無数の“概念”が出来上がった.個々の概念は脳の中の神経ネットワークのモジュールですが、お互いに複雑に絡み合っています.概念は言語化され,他の個体とのコミュニケーションによって,集団で同じ概念を共有します。
他の個体の脳でも同じモジュールが構築されることになるのです。

概念の共通化はさらなる言語を作り、ますます言語を発達させていくことになります。

言語の発達と共に,ヒトは“想像する”ことを始めました.
例えば,ゾウを見たことがない人でも,4本足で歩く,大きくて灰色で,鼻が異様に長い動物といった言葉で説明することで,頭の中で情報処理を行い概念を作り出せるようになったのです.
見たこともないものでも,伝えることができる.これは情報伝達として非常に有用です.必ず生存率の上げることになったでしょう.
脳の進化と共に情報伝達が進化し,ますます脳を進化させていきます.
脳が発達するポジティブループが回りだしたわけです.

さらに,概念がある程度できあがると,言語のやり取りがなくても,それらを動的に組み合わせたり,異なる概念をつなぎ合わせたり,新しい概念を作り上げることも可能になります.これが“考える”ことの本質です.
“考える”ことができるようになれば,様々な事象の結果を予測することができます.

全ての生物の中で,未来のことを考えることができるのはヒトだけです.
それは,生存競争の中で圧倒的な力を発揮しました.どんなに素早くても,力が強くても,“考える”能力には勝てません.
結果として,ヒトは世界中のどこでも,他の生物を駆逐していくことができたのです.

しかし,“考える”ことには様々なデメリットもありました.







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  1. 2016年09月30日 23:13 |
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