自転車と家族の日記

My Life with bicycle

子育て支援と経済成長



期待して買ったわけじゃなかったが,新しいことが書いてあった.
なぜ北欧が高福祉社会になったかは,キリスト教の中でもルター派が多いかららしい.

中世カトリックの贖宥状(免罪符)は悪い制度の代表みたいに思っていた.
単なるお金儲けと勘違いしていましたが,教会はそのお金で貧者救済を行っていたんですね.
ところが,贖宥状を買うことで天国に行けるって話は聖書には書いていない.
ルターは宗教改革で贖宥状を否定したわけですが,もともと教会が行っていた貧者救済ができなくなった.
そこで,みなでお金を出し合ってするような制度を作った.これが社会福祉の始まりなんですね.

一方,カルヴァン派にはそういった制度ができず,集財産制度を認めて資本主義を発達させることになった.
だからカルヴァン派の多い米国では,自由主義経済が一番で,国民が社会福祉を認めようとしないんですね.

戦後の日本社会は米国の影響が大きいので,社会福祉は経済の重しみたいに考えられることが多い.
ところが,福祉にお金を回すことで,投資以上にGDPを押し上げる効果があると筆者は指摘しています.
中でも保育所への投資はリターンが大きく,また子供の貧困を減らす効果も大きいとのこと.

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  1. 2017年02月18日 16:37 |
  2. 読書と映画の記録
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