自転車と家族の日記

My Life with bicycle

「サル化」する人間社会

六甲への途中に読んだ本


霊長類学というのは日本でできた学問で,サルやチンパンジー,ゴリラなど様々な霊長類の“社会”を観察し,人間の本質を知ろうというものです.
作者は中でもゴリラの専門家で,ゴリラの群れに入ってまで生態を観察するといった,情熱あふれる活動をされてきたようです.

前半はゴリラの実際の観察や,サルやチンパンジーとの比較が書いてあり中でも,ゴリラには序列がなく,サルには明確な序列があるという大きな違いを指摘している.
ここまでは良かった.

しかし,後半で,現在の人間社会の問題点が,家族が崩壊し,個人が社会の中での序列に組み入れられていることにあると指摘し,“サル化”と呼んで警鐘を鳴らしているのにはどうも合点がいかない.
現在の人間社会の分析に霊長類学を用いるのはあまりにも暴論ではないかな?
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  1. 2017年06月19日 20:49 |
  2. 読書と映画の記録
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